コロニアルクァッドのぶっちゃけ

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こんばんは。建材会社で働いている大橋と申します。

今日はKMEWのコロニアルクァッドについて書きたいと思います。



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正直毎日見ている商品です(笑)

雪国では使用はできませんが、それ以外の地域では最もポピュラーな商品の一つではないでしょうか?

コロニアルクァッドとは?



カラーベスト葺

屋根の石綿スレート葺の一種。カラーベストは、セメントと特殊鉱物質を主原料として平形に成型・彩色された屋根葺材で、高密度で均一な結晶構造もち、軽量で吸水率・伸縮率・含水率が少ない不燃材料である。→スレート葺


コトバンクより

コロニアルクァッドはカラーベストと呼ばれる屋根材の一種です。

あまりにも有名すぎる屋根材ですが、メリットよりはデメリットのほうがネット上では多くあげられてますね(笑)

正直な話、ほとんど合っているような気がします(笑)

カラーベストのメリット
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メリットとしては他の屋根材である和瓦やガルバリウム鋼板を主に使う板金屋根よりも施工できる業者が多いことがあげられます

施工する業者が多いことにより市場価格を下げることができ、たくさんの業者ができることにより工期のスケジュールも取れやすくなりますしね

ぶっちゃけた話、ハウスメーカーの多くが採用しているのは施工業者が多い、単価が安いの2種で選んでいるのではないでしょうか?

施工業者が多いためたに、値段が抑えられるということは他の屋根材に比べコストパフォーマンスが優れているともいえるでしょう

施工業者が多いため相見積もりを取ることも容易であり、ぼったくられる可能性も少ないでしょう。

コロニアルクァッドを勧める時の紋切型のPRポイントとして「瓦より軽い」ということをいう業者さんがいます。確かに瓦よりは軽いですが、ガルバリウムの鋼板屋根のほうが重さはありません。

コロニアルは約68kg/坪で、ガルバリウム鋼板屋根は約17kg/坪

コロニアルと比較されやすいシングル材は約39kg/坪

メリットというよりはデメリットのような気がします(笑)




コロニアル(カラーベスト)のデメリット

1、割れやすい
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昔はテレビのアンテナの調整のために、今は太陽光パネルを取り付けるために業者さんが屋根の上に登ることがあると思います。

コロニアルクァッドの暑さは5.2mmしかありませんしセメントです。簡単な話、食器皿の上を歩いているようなものなのです。

足の踏み場が悪ければヒビが入ってしまう可能性が高いことは十分想像できると思います。

しかも、一度ピシッと割れてしまったら二度と元には戻りません(泣)

そこから水が入り雨漏りの原因となることも・・・



2.コケやカビが生える

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やはり石ですからコケやカビが生えてきます。よく色あせるなどのデメリットを書いている書き込みが多いですが色あせは近年メーカーの技術向上により大分軽減化されてきていますし、クァッドよりも塗料を強化したコロニアルグラッサシリーズもあるので、それほど心配する必要はないかなと思います。

詳しくはKMEWさんのホームページを参照してみてください

塗装の問題は置いておいて

最大の問題は


カビです

コケです

あと、鳥の糞です

これは塗装が薄くなる前に出てきてしまう可能性大です。

町を歩けば、コケが生えていたり、鳥の糞が目立つ家が多いのではないでしょうか?

個人的な意見としてはKMEWさんの壁材に採用している「光触媒」を利用した屋根を出せばいいのになぁといつも思っているのですが・・・


光セラシリーズの特徴



3:家の中がとにかく暑い
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コロニアルを屋根に採用している家の室内は暑いです。びっくりするぐらい暑くなりやすです

それはコロニアルの施工に関係しているのですが

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かわらぶきさんのブログよりお借りしました~~

上記の施工面を見てもらえば分かるのですが、カラールーフィングの上に直接コロニアルが載っているため熱がダイレクトに室内に入ってきてしまいます。

冬はいいかもしれませんが、日差しが強い夏場はこれがかなり堪えますよね

電気代増加の陰にはコロニアルあり、そう疑ってもおかしくはないですよ

ちなみに、和瓦の施工断面を見てみますと・・・

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大工さんが作ったホームページさんより

少し分かりずらいかもしれませんが、カラールーフィングと瓦の間に隙間があります。

この隙間が実は重要で、水下の屋根の先から入った空気が屋根の下を通って上部の棟から抜けていきます

これにより、溜まった熱を外部に放出でき、室温に影響を軽減しているのです

屋根屋の裏話ですが、空気層があると換気能力が高まり野地板などの表に出てこない部材がもつようになるというメリットもあります

また冬の寒い時期には、この空気の層が室温を保つ力を持つようになります

空気は動かなければとてもよい断熱材です。 毛糸のセーターや羽毛のジャケットがとても温かいのはそのためです。空気の断熱効果は水の約4倍で、金属に比べて1万倍ほど断熱性がいいのです。




終わりに

結論からいえば、これだけ普及した屋根材なので業者が多くぼったくられる心配がないというのが一番のメリットかなと思います。

後は個人的におすすめなのが、シャッフルカラーと呼ばれる施工方法です

いくつかのコロニアルの色を組み合わせてオリジナルの屋根を作る工法です

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シングルや鋼板屋根では難しいですし、何よりコストがコロニアルに比べて大幅にかかってしまいます

市場に多く出回っているコロニアルだからこそできる工法ではないでしょうか?

機会があるなら是非チャレンジしてみてください



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posted by 大橋カオル at 00:10Comment(0)日記

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